プロフィール

経歴

代表者

堀直人(ほり・なおと)

大麻幼稚園卒園、江別市立豊幌小学校卒業、江別市立江陽中学校卒業、北海道立大麻高等学校卒業
高校卒業後、道都大学美術学部デザイン学科を1年で中退、デザイン事務所に就職
その後10年間、広告を中心に、デザイン、広報、マーケティング、商品企画、ブランディングなどに従事
2010年4月、NPO法人北海道冒険芸術出版(主たる事務所 : 江別市)を設立、代表理事に就任
2010年11月、『北海道裏観光ガイド』(2刷/発行5000部)の発行
2012年2月、『n次創作観光 – アニメ聖地巡礼 / コンテンツツーリズム / 観光社会学の可能性[著者 : 岡本健]』(2刷/発行6000部)を発行
その後、日本編集株式会社代表取締役、北海道ブックフェス実行委員会実行委員長
札幌市都市景観アドバイザー(平成25年度・平成26年度)、江別大実験会議コーディネーターなど
2015年4月26日執行の江別市議会議員選挙に無所属で立候補、1180票を得て初当選
2015年5月より、江別市議会議員

最新情報
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ブログとFBページで活動紹介をしていますので、ぜひご覧くださいませ!

参考リンク
北海道LikersNPO法人北海道冒険芸術出版 代表理事 堀 直人さん「若者、ばか者、よそ者」シリーズ(5)
northstyle北海道を深掘り「裏観光ガイド」を出版/堀直人さん

江別でのまちづくり活動

2014年2月、酪農学園大学4年(当時)の学生と出会い、大麻銀座商店街のカレンダーを制作することをきっかけに、念願の生まれ育った江別のまちとの関わりを持つことになりました。それから学生、地元若手商店主らと話し合い、〝自分のまちは、自分でつくれる〟をキャッチフレーズに、「江別大実験会議」(2014年6月から月1回)を開始。世代と分野を横断して、さまざまなテーマについてディスカッションやワークショップを実施しました。そのほかにも江別にゆかりのある地域課題解決の実践者3人で、江別のまちづくりについてトークライブを行う「江別鼎談」(2015年3月1日が第一回、次回は5月を予定)や、江別市内のNPOなどから依頼を受け、プロジェクトの企画やコーディネートを行ない、現在は江別で活動する若者を中心に、江別で実効的かつ継続的なまちづくりの仕組みをつくるべく、日夜奮闘しています。

江別大実験会議

「江別大実験会議」は、江別は札幌ではできないことをしなければ勝てない。ならば、〝江別はみんなの実験場〟にして行こう!との想いのもと、じゃあどんな実験プランがありうるのかを毎回、議題提出者を変えながら話し合う会議です。どうせやるならおもしろいことをしようぜ!札幌でできないこともここならできるぜ!と言える江別になるように、みんなで化学反応を起こすための議論をしています。

– 第01回議題: さて、江別でどんな実験ができるだろう?(2014.6.6)
– 第02回議題: シャッター商店街解消特区というのがあるらしい(2014.7.4)
– 第03回議題: シャッターをゲームセンターに(2014.8.8)
– 第04回議題: プロモーションとしてのギネス挑戦(2014.9.19)
– 第05回議題: 学び合う場をつくるためには?(2014.10.17)
– 第06回議題: 大麻で大麻サミットしない?(2014.11.14)
– 第07回議題: 江別の15年後を考えるメディア(2014.12.5)
– 第08回議題: 絵を描かない美術教室(2015.1.23)
– 第09回議題: 江別の総力を集める仕組み(2014.2.27)
– 第10回議題: 好敵手と少年マンガの法則(2015.3.27)
– 第11回議題: 江別の価値を10倍に!?(2015.4.28)
– 第12回議題: 投票率100%への戦い!(2015.5.29)
– 第13回議題: 農場×オフィスの可能性(2015.6.26)
– 第14回議題: 挑戦する若者と中小企業をつなぐ?(2015.7.11)
– 第15回議題: まちの進路を考えてみよう(2015.8.21)
– 第16回議題: 楽しくなければ、街おこしじゃない(2016.9.30)
– 第17回議題: あの時、野幌のまちづくりに何が起きたか?(2016.10.13)
– 第18回議題: 江別大実験会議の会議(2016.11.27)
– 第19回議題: 江別大実験会議の出口戦略(2016.12.11)
– 第20回議題:江別大実験会議FINAL(2016.1.29)

これまでのまちづくり活動

2010年4月、NPO法人北海道冒険芸術出版を立ち上げたときから、わたしのまちづくり活動ははじまりました。江別市のNPO法人ですが、知人が札幌に多かったことから、主に札幌市を活動範囲としておりました。出版などメディアづくりや情報発信、イベント企画運営、エンターテイメントコンテンツの制作、プロジェクト運用の計画策定、活動主体の立ち上げなど、地域課題解決に係るさまざまな領域で取組を行ってきました。

NPO法人北海道冒険芸術出版

2010年4月に法人設立し、設立当初より代表理事を務めています。〝多様な選択肢を見いだし、最適な組み合わせ考える編集集団〟を掲げ、まちづくり/広告/コンサルティング/観光/ITなど、多彩な仕事をしている理事10名を中心に、プロジェクトごとにチームを組み、地域づくりを目的にした自主事業および各種団体からの受託事業をしております。

出版物としては、北海道観光の見方を裏返し先入観をなくすことで、多様な北海道を知ってもらい深く繰り返し北海道を楽しんでもらうためのガイドブック『北海道裏観光ガイド』と、アニメ聖地巡礼という旅行行動を導きの糸に、現代の閉塞感をどうすれば打破できるのか考察した観光社会学の学術書『n次創作観光 – アニメ聖地巡礼 / コンテンツツーリズム / 観光社会学の可能性[著者 : 岡本健]』を発行。いずれも話題となり、新聞/テレビ/ラジオ/雑誌/ネットニュースなどに取り上げられ、2冊ともに増刷を重ねるなど、小出版としては異例のヒット作を送り出しました。現在は理事会を編集部として、〝混沌としたこの時代を生き抜け!〟をテーマに、新書レーベル『ぼうけんの書』の制作中。当会代表堀直人の選挙活動レポなどからなる地方政治を身近にすることを目的にした本も、この新書レーベルから出版予定です。

北海道ブックフェス

札幌初のブックフェスティバルになる「札幌ブックフェス2010」を、2010年11月13日?2010年11月21日の9日間開催。結成当初から実行委員長を務めています。それから5年、今年は〝本がつなぐ、まちのカタチ〟から〝本をめぐる冒険〟とキャッチフレーズを、「札幌ブックフェス」から「北海道ブックフェス」とイベント名を変え、1ヶ月間にわたり道内11地域でさまざまなブックイベントを開催。江別で開催されたブックイベントとも連携し、「未来を編集する」というトークイベントも行いました。道内各地の実行委員とネットワークを生かして、これからさらなる「ブックツーリズム」を進めて行きます。

好きです。さっぽろ(個人的に。)

好きです。さっぽろ(個人的に。)運営委員会の運営委員や、札幌市都市景観アドバイザー(平成25年度・平成26年度)として、主に景観における認知の転換による価値創出の分野で、札幌市の景観行政に関わってきました。「市民主体の景観資源選出事業」という枠組みのなかでは、景観をおもしろくすることで普及啓発を行うイベントや、ゲーム性を取り入れることで景観教育の敷居を下げる「景観まちづくりカードゲーム☆景カード」というトレーディングカードゲームの企画制作などを行ってきました。この経験を、江別の景観まちづくりのなかでも生かしていきます。

Snow Links Project

大学教員/札幌市/プロスキー選手/クリエイター/コンサルタントなどで設立された、Snow Links Sapporo実行委員会の副実行委員長(文化融合専門部会部会長)として、ウインタースポーツの活性化ならびに雪文化の醸成に取り組み、その広報誌「雪はともだち」(年1回/発行20000部)では、編集長を務めています。Snow Links Project では、札幌に留まらない活動を志向しており、そのネットワークを生かして、各地の先進事例を江別のなかで取り入れていきたいと考えています。江別でも雪問題は深刻であり、降雪環境による困難を軽減しながら、利活用により雪を価値にしていくという折り合いが今後より必要になってきます。雪捨場の確保や交通体系の再編とともに、冬期の集住やテレワークなど、雪における課題解決策を提案していきます。

NARA QUEST

奈良県立大学講師で観光社会学者の岡本健先生と共同で進めている「NARA QUEST」は、奈良県立大学地域創造学部の学生たちにコンテンツ指導を行いながら、今までドット絵を用いた観光マップなどの作成を行ってきました。ファミコン風のドット絵やリアル脱出ゲームなどゲーム性を取り入れた観光や、地域の歴史をストーリーにすることで親しみのあるシティプロモートが行うためのコンテンツマーケティングのノウハウを江別のなかで活用するとともに、「NARA QUEST」や学術書編集で培った観光学の知見を生かしていきます。

旭川市米飯地区での取組

2014年5月、地域最適化に取り組む組織として日本編集株式会社を設立。知人の旭川市米飯地区での活動を支援するかたちで、本格的に事業を開始しました。地域の案内所として「米飯十貨店」、地域の事務局として「米飯インフォメーションゲート」をそれぞれ設立、主に地域農業者の後方支援として、企画調整事務を行ってきました。旭川米飯観光まちづくり機構の設立実務も行ない、粗大ごみ自転車を観光用のレンタサイクルとして活用することで、都市部の課題を過疎地の価値にする「旭川市米飯地域における環境に負荷をかけない観光のためのプロジェクト」を実施しました。この地域の農業者の方を支援した「もみがらバイオマス」の事業化は、江別の近郊農業という特性を考えると、大いに転用可能なモデルであり、エネルギー自給は寒冷地農業の課題解決に非常に役立ちます。この過疎地域の課題解決や農村観光の実施経験を、江別の価値創出に生かしていきます。

 

主な発表活動

講演
北海道の楽しい100人(第6回): これから僕が編集したいこと(2012.12.12 @札幌エルプラザ3Fホール)
d-laboミッドタウンまちを編集する – 『北海道裏観光ガイド』から考える地域問題の解決(2013.10.22 @東京ミッドタウンタワー7F)
講師
– 和歌山大学、奈良県立大学、京都文教大学、札幌学院大学などでゲスト講師
司会進行
北海道ブックフェス2014まちと本屋さんの未来 – 浦河に本屋さん作るって本当?(2014.9.28 @浦河町総合文化会館)
– おおあさ寺小屋(全3回):第1回(2014.12.4 @あじさい亭)/第2回(2014.12.4 @江別港)/第3回(2014.12.4 @大麻公民館
「HEMP=大麻」は北海道を救う!? 北海道HEMPぶっちゃけ座談会Vol.1(2015.2.17 @伊夜日子神社)
職業としての地方議員/地域おこしのために地方議会は何ができるか?(2015.2.23 @さっぽろ大通コワーキングスペース ドリノキ
北海道自治体学会地域フォーラム in 江別「大学と地域連携 – 大学の力による地域活性化」(2016.10.29 @札幌学院大学
執筆
北海道新聞(朝刊)「朝の食卓」(1年間連載:2013年1月?2013年12月)
ソトコト「地方にある暮らし」(全4回連載:2013年11月号/2014年3月号/2014年7月号/2014年11月号)