Apr 28, 2016

起業を考えている人は、地域おこし協力隊って選択肢があると思う

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ずいぶん昔、知人に山菜採りに連れて行ってもらったときの写真(特に意味はないです

 

北海道もすっかり春ですね。今年も山菜採りに行けなかったなあ…って、そういうことはいいですね、こんにちは、江別市議会議員の堀です。山菜取りに行ったりする暇もなく、毎日まちのなかでいろんな裏方をやっています。ほら、もしかしたら今日も午後6時31分、あなたのすぐそばに堀直人がいるかもしれませんよ…(気持ち悪いです

さて、今日は、3月28日から募集をしている「地域おこし協力隊」について書こうと思います。そうですね、確かに、シティプロモートとDMOについての続き書いてないですね。でも地域おこし協力隊も、江別市のシティプロモートとDMOに関わることだから///って、二回連続は苦しいですね。これ終わったら書きますので、もう少しお待ち下さいませ。なんせこの江別市地域おこし協力隊の募集、5月6日なもんですから、まずこちらを優先で。はい、1ヶ月ぶりの更新が悪いのは重々わかっております…それもこれも日々是、午後6時31分に…
 
 
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某監督に撮ってもらった地域おこしっぽい画。もらったトマトが手に握られている僕、まだ茶髪(苦

 
 

: というか、地域おこし協力隊ってなに?

 
すみません、また前置きでふざけすぎました。で、地域おこし協力隊です。まず簡単に、制度について見ていきたいと思います。概要をざっくり要約すると、こんな感じです。

– 総務省によって制度化
– 隊員の報酬、活動経費、起業費用、募集費用は、特別交付税により財政支援される
– 都市地域から条件不利地域への転居が必須(都市から地方への流れをつくる意図が読み取れる)
– 隊員は約4割女性、約8割が20代と30代、約6割が任期終了後に定住
– 平成21年度の隊員数は89名だったが、平成27年度の隊員数は2799名と30倍以上増

江別市の募集に当てはめたなら、月19万円と無償で住宅の支給されながら、勤務時間以外は起業の準備(副業OK)が推奨されて、任期(1年〜3年)を終えると起業費用としてさらに100万円支給されるという、起業を考えている人からみたら夢のような制度になります。地域課題解決型の起業は、なかなか事業化が難しいです。すでにやりたいことと、地域のニーズが一致している人にもいいでしょう。特にそういう人に…てゆうか、わたしが起業するときに制度化されていたら、自分が協力隊になりたかったぞ!(笑

 
 

: 江別市の協力隊がやること

 

江別市の募集要項はとても細かく書かれていて親切だなあと思う一方で、とても細かく書かれているので、読んでてなんだか眠くなってきちゃったよ (・ω<) という人向けに、僕のほうからノリ重視の説明をしてみようと思いますよ!

1. 大麻地区のまちづくり(2名)
大麻地区というのは、江別で最も札幌側にあり、高度成長期に原野を切り拓いて造成された住宅地です。住宅供給不足の時代背景もあり一気に人口が増えたため、今となり極端な超高齢地域になっているという課題先進地であることから、市も大麻(あ、そうそう「たいま」じゃなく、「おおあさ」って読みます)をモデル地区にしようしているみたい。大麻は江別、そして日本の未来であるわけです。ここで主張したいのは、よく地域おこしでは「都市と田舎」って言いますよね。しかし冷静に考えると、日本の大部分は郊外や地方都市なのです。しかし都市と田舎のような注目を浴びてはいないため、むしろ今、郊外事例に取り組むのは、まさにブルーオーシャンであるわけです。さらに都市や田舎と比べ標準化されているため、成功事例の再現性も高いです。つまり、いま郊外のまちづくりに取り組めば、市場が大きいうえ競争相手が少なく展開もしやすいので、まちづくりに興味がある人にとって、郊外というフィールドは最注目なんですよという話です。そう、買いってことです。

2. 観光資源を活用した地域振興(1名)
大前提として、江別は観光地じゃないんですね。そこがいちばん、江別で観光に取り組むおもしろさだと思います。まったくの自由。だって、既存の観光に縛られなくていい。これから注目される、新しい観光のあり方を追求できます。案内中心の観光から手配中心の観光を進めたり、観光という集客機能を産業振興という収益に(観光協会+まちづくり会社とか)結びつけたり、観光という交流人口を移住という定住人口に(観光業+不動産業とか)つなげたり、これって観光地および従来の観光業ではできないですよ。ゼロスタートの江別観光、事業シーズがいっぱいあります。そして、そのどれもが先進事例になりえます。

3. 6次化および都市と田舎の交流(1名)
日本は「都市と田舎」だけじゃなくてと前述しましたが、市のなかに「都市と田舎」があるのが江別の特徴です。一粒で二度おいしい。さらに札幌という大消費地が控える江別は、近郊農業にうってつけです。既存の流通に頼らない農業、加工食品や直売など、新しい農業のあり方を追求できます。さらに、来年完成予定の「(仮称)都市と農村の交流拠点施設」内のテストキッチンでは、加工品などをつくれる充実した設備が使えます。食と農の分野で起業を考える人にとっては、理想的な環境なのではないでしょうか。
 
 
どうでしょう。これまでにない価値をつくりたい!と思う人には、魅力的なテーマ揃いじゃないでしょうか。さらに、ここからは、江別市の地域おこし協力隊をオススメする理由を書こうと思ったんですが、ずいぶん長くなってきたので、一旦ここで区切りますね。続きが5月6日以降にならないことを、祈りながら…
 
 
horidot

編集者議員・堀直人
http://ebetsu2.net/

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